「無くす」と「治す」について
「無くす」と「治す」は似ているけどまったく違います。
あなたは「無くすことを優先していますか? 」
それとも、「治すことを優先していますか?」
どちらを優先するのかで、人生の質が変わります。
「無くす」と「治す」の違いを具体的に見ていきましょう。
例えば、痛み
痛みを無くす⇒消炎鎮痛剤(痛み止め)⇒血液循環が低下する⇒治らない
痛みを治す ⇒ 温める ⇒血液循環が増加する ⇒ 治る
例えば、便秘
便秘を無くす⇒下剤⇒ 腸を刺激する、便の内容を変える⇒慢性化
便秘を治す ⇒温める⇒腸の細胞の活性化 ⇒ 治る
例えば、皮膚炎
皮膚炎を無くす⇒ステロイド軟膏 ⇒ 先送りして悪化させる
皮膚炎を治す ⇒有害物質を体内に入れない⇒治る
どうでしょうか?
「無くす」を優先すれば、「治る」とは反対の方向に進むことにお気づきでしょうか?
どちらを優先するかは、あなたの価値観が選択します。
どんな価値観で、これから生きていきますか?
※1,2回の施術で結果を求める方へ
早くつらい痛みから開放されたい。そんな辛い思いの人には1回か2回の施術で痛みが消えれば理想的ですよね。もちろん、1,2回の施術で症状(1週間以内に起きた急性症状のケース)が消えて完治する人もいます。しかし、急性の痛み症状と慢性的(1週間以上前から続く症状)な痛み症状とでは脳のシステムにより回復力が異なるので、重症・難病の人はなかなか短期間(2,3回)の施術では体の中で変化が生じても主訴に変化(患部を刺激して感覚を鈍くすることをしないので)が見られないと回復している実感が沸かないこともあります。
そのような人は数か月前や何年も続く(慢性症状)痛みやシビレ、事故の後遺症、症状が慢性化している場合です。毎週通って3ヶ月後、半年後にようやく痛みが消えた、完治した、そんなケースもたくさんあります。
結果がすぐに出なくても根気よくあきらめないで施術を継続していただきたいというのが当院の思いです。